こくみん共済 coop ホール(全労済ホール)/スペース・ゼロは、全労済が社会文化活動の一環として設立した施設です。芸術文化活動をはじめ、多くのみなさまのご利用をお待ちしております>。

3月11日の、あのね。#12


3月11日の、あのね。#12
「ぼくたち、わたしたちの学校」原画展


東日本大震災から10年を迎え、新たなカタチで
”子どもたちの今”を伝える展覧会として開催されます。


日程

2022年3月12日(日) ~ 3月19日(日) ※入場無料・会期中無休※
11:00~19:00(最終日17:00まで)

会場

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ ギャラリー・展示室

展示内容

■書籍「ぼくたち、わたしたちの学校」原画展■

2022年に福島県大熊町教育委員会から発行された「ぼくたち、わたしたちの学校」。この本は、震災後大熊町から会津若松市にサテライトし「大熊町立学び舎ゆめの森」に通う児童と、当法人理事長である蟹江杏やワークショップで出会ったさまざまな分野の講師との活動と交流の記録です。このワークショップで児童らが描き、書籍に掲載された作品約30点を展示致します。

■みんなの展覧会■
NPO法人3.11こども文庫から生まれた3つの文庫。それぞれの文庫で子どもたちが制作した作品や活動の紹介をします。

■NPO法人3.11こども文庫のこれまで■
被災地への絵本や画材の配布、アートワークショップ、展覧会、講演会などNPO法人3.11こども文庫の12年にわたる活動をパネルにて紹介します。

チャリティ物販
NPO法人3.11こども文庫のオリジナルグッズや協賛作家のグッズ等を販売。
売り上げの一部は、福島の子どもたちの活動への寄付とする。

新型コロナウィルス感染症対策

この展覧会は業種別ガイドライン(公益社団法人全国公立文化施設協会、緊急事態舞台芸術ネットワーク作成)に則り、最大限の感染症対策を取って行います。

詳細につきましては「当施設における感染症対策について」をご確認ください。

企画団体

□NPO法人3.11こども文庫□ 版画家 蟹江杏(かにえ・あんず)が、「東日本大震災で傷ついた子どもたちに絵本と画材を送ろう」と知人・友人へ10通のメールを送ったことから「NPO法人3.11こども文庫」は始まりました。
国内外から集まった児童書は約15,000冊となり、これは福島県相馬市に届けられました。また、届けた画材で子どもたちが描いた絵は、約300点になりました。
これらの活動は、絵本の文庫の設立や、全国各地での子どもの絵の展覧会、アートワークショップ、講演会など、「アートによる復興支援」として、展開・発展しています。

ごあいさつ



私が福島県大熊町の子ども達と出会って4年が経ちました。子ども達と接した時間の密度は濃く成長も見違えるほどです。今年はいよいよ新設校「学び舎 ゆめの森」はサテライトしていた会津若松から大熊町に帰ることになります。

今まで、楽しい時も辛いときもずっと一緒だった9名の子ども達も、大熊に帰る子、会津に残る子と、それぞれの道を進むこととなりそうです。今回は「かけがえのない経験」と「子ども達の成長の記録」をぎゅっとおさめた大熊町の子ども達の作品が展示されます。私たちは世界に向けて、福島県大熊町から子ども達の様子を記録し続け、一緒に発信し続ける約束をしました。

地震、洪水、気候変動、疫病、、、自然が人間に対して、これでもかと難しい問いかけをたたみかけているようです。これから子ども達の生きる世界がたとえどんなであろうと、先をしっかり見つめて進めるヒトになって欲しいと願います。また、合わせて会場では、NPO法人3・11こども文庫「にじ」「みず」「おひさま」の子ども達の元気な様子や作品もパネル展示にてご紹介致します。

今展が未来を担う子ども達のために、この難題に私たちと共に挑んでくださる方が一人でも増えるきっかけになりますように。

配 信

〔配信期間〕2023年3月15日(水)~4月15日(予定)

クレジット

〔主 催〕
NPO法人3.11こども文庫

〔共 催〕
スペース・ゼロ

〔後 援〕
大熊町教育委員会

〔協 力〕
株式会社東海教育研究所/大熊町立学び舎ゆめの森/福島LOVE会/シュピリこども育英基金/Atelier ANZ

お問い合わせ

〔展示に関するお問い合わせ〕
NPO法人3.11こども文庫
東京都足立区梅田1-11-10
TEL:03-6657-8628
MAIL:info@311bunko.com

〔施設に関するお問い合わせ〕
(株)スペース・ゼロ
TEL:03-3375-8741(平日10:30~17:00)
WEBでのお問い合わせはこちら

ページトップ