こくみん共済 coop ホール(全労済ホール)/スペース・ゼロは、全労済が社会文化活動の一環として設立した施設です。芸術文化活動をはじめ、多くのみなさまのご利用をお待ちしております>。

3月11日の、あのね。#7




震災から8年目に入りました。こども文庫「にじ」は5周年を迎えました。「3月11日の、あのね展」は、今年で7回目の開催となります。ささやかな活動ではありますが、2012年から途絶える事なく毎年続けてまいりました。一貫して皆様に伝えたいことは、子どもたちの絵を通して、あの時を忘れないということです。


世界は沢山の"なぞなぞ"を抱えています。私たち大人は、その難題に立ち向かわなくてはなりません。福島に限らず子ども達はその難しすぎる"なぞなぞ"のヒントを私たちに発信し続けてくれている気がしてなりません。

今回は私の大好きな日本画家 山口健児さんにリーダーになっていただいたおかげで沢山のヒントが詰まった展覧会となりました。是非、会場に足を運んでいただき、未だ誰も解けずにいる世界の"なぞなぞ"に子ども達と一緒に挑戦していただきたいと思います。(NPO法人3.11こども文庫 理事長 蟹江 杏)

日程

3月11日の、あのね。#7
つなぐ ~未来へ~


2018年3月23日(金)~4月2日(月)
11:00~19:00(最終日は17:00まで)

※会期中無休・入場無料

会場

全労済ホール/スペース・ゼロ B1ギャラリー

展示


未来の福島を描いた福島県相馬市の子ども達の作品250点の中から、50点を厳選して展示します。カラフルで華やかな世界をご覧ください。


版画家・蟹江杏といっしょに、福島県相馬市の子どもたちがそれぞれ描いた画用紙20枚をつなぎ合わせた「黄色い道の町」を展示します。大きな、大きな、相馬市の未来地図です。
(*関連ワークショップを開催します。下記ワークショップのご案内をご覧ください。)


今年2月、山口健児さんとともに相馬市で行ったワークショップ作品の展示です。「鳥獣人物戯画」のような長い紙に、子どもたちが「未来の相馬市」を描き、全14点の絵巻に仕立てました。日本の伝統と未来を担う子どもたちの姿をご覧ください。


〔活動報告展示〕
NPO法人3.11こども文庫が、東日本大震災直後から今年までの7年間に、みなさまのご支援のもとに行ったさまざまな活動を、パネルにてご報告いたします。

〔被災地支援グッズ販売〕
相馬市の子どもたちや、当法人の活動にご共感頂いた芸術家の方々のグッズを販売いたします。売り上げはNPO法人3.11こども文庫「にじ」の活動資金とさせて頂きます。

 

ワークショップ



蟹江杏が相馬で始めたワークショップ「黄色い道の町」を、山口健児さんの指導をもとに、東京の子どもたちが絵でつなぎます。

●日 時:4月1日(日) 14時~16時
参加費:無料
講 師:山口健児先生(日本画家)
定 員:15名
持ち物:なし(絵具を使いますので、汚れてもよい服装でお越しください)
応募方法:
(1)3.11こども文庫フェイスブック(http://www.facebook.com/ehonnomori/)から「メッセージ」にて、もしくは、(2)メール sentoiro.0207@gmail.com(担当:岡本)にて、参加者全員のお名前・年齢をお知らせください。

※応募開始:3月17日(土)より
※先着順にて定員になり次第締切らせて頂きます。先着順に3.11こども文庫よりご連絡いたします。先着から外れた方にもご連絡致します。
※小学生以下は保護者同伴の上お越しください。
※作品およびワークショップの様子は、印刷物やインターネットで公開する可能性があります。あらかじめご了承ください。

 

企画団体紹介

NPO法人3.11こども文庫とは・・・
版画家 蟹江杏(かにえ・あんず)が、「東日本大震災で傷ついた子どもたちに絵本と画材を送ろう」と友人・知人へ10通のメールを送ったことから「NPO法人3.11こども文庫」は始まりました。国内外から集まった児童書は約15,000冊となり、これは福島県相馬市に届けられました。また、集まった画材で子どもたちが描いた絵は、約1,000点にのぼります。「NPO法人3.11こども文庫」の活動は、全国各地での子どもの絵の展覧会、アート・ワークショップ、講演会など“アートによる復興支援”として、現在も広がっています。
http://www.311bunko.com/

主催/共催/後援/協力

<主 催>NPO法人3.11こども文庫、全労済ホール/スペース・ゼロ
<共 催>新宿クリエイターズ・フェスタ実行委員会
<後 援>新宿区、徳間書店、株式会社Too、アスラン書房、ティー・エフ・シー東京フロリネット株式会社多摩生花地方卸売市場、相馬市立中村第二小学校の避難所児童と三年生/2011年当時(担任教師、佐藤みゆき、安積崇、西山弥生、浜須直文)、相馬市立磯部小学校の避難児童
<協力アーティスト>
蟹江 杏(版画家)、JIHEIJIN(双子の絵描き)、中野真紀子(陶作家)、永野徹子(造形作家)、ブライアン・ワイルド・スミス(絵本作家)、山口健児(日本画家
<協 力>
Jiyucolor自由色、自由の森学園、絵本や画材を寄付していただいた全国・世界の皆様、ボランティア活動に参加していただいた方々
<宣伝美術>貞弘和憲

お問合わせ

NPO法人3.11こども文庫(担当:岡本) 080-3164-7561

全労済ホール/スペース・ゼロ 03-3375-8741(平日10:00~17:00)

ページトップ